2010.8.28
夜にだけ出会える幻想の花【西表島取材2日目(1)】
前日に予約しておいた「サガリバナツアー」へ行くために、早朝4時に起きる。
まだ外は真っ暗だ。
サガリバナというのは水辺に生える樹で、初夏の夜に花を咲かせ、日の出と共に花を落とす。というもの。
西表では最近、人気のあるツアーだ。
ガイドが運転する車に揺られ、ポイントの川へ到着。
いざサガリバナへ。
というタイミングで強烈なスコールが降り出し、あっという間にずぶ濡れに。
暗い中、カヌーを漕ぎ出し、川の上流に咲くサガリバナを目指した。
カヌーを漕ぐこと30分。
どこからともなくチョコレートのような甘いにおいがたちこめる。
サガリバナの香りだ。
あたりはうっすらと明るくなりはじめ、川に落ちたサガリバナがちらほらと現れた。
水面いっぱいに漂うサガリバナを撮影できればと思っていたが、花の数が少ない。
すでにピークは過ぎていたようだ。
自然が相手だけに残念。しかたない。
宿に戻り、以前にも撮影したことがあるもう一つのサガリバナのポイントへ行く。
湿地帯で歩いていけるため、アクセスは楽。
そこは昨晩、たくさんの花が咲いたようで、水面にも多くのサガリバナが落ちていた。
樹によってタイミングが違うが、たくさんの花を咲かせるのは1年に1回。
まさにそのタイミングに出会えた。
早朝から大きな収穫。
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サガリバナは赤い花、ピンクの花、白い花と3種類。一晩にして花の絨毯ができ上がる。木から花が落ちるとき、花は全部上を向く。自然の仕組みには、ただただ感心するばかりだ。
キヤノン EOS 5D Mark II EF24-105mm F4L IS USM 絞り優先オート F7.1 1/20秒 -1.3補正 ISO400 ピクチャースタイル/風景
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