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2016年8月26日(金)
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絶妙&上質…な Limitedレンズを堪能!!『ペンタックス K-1』その2

PENTAX K-1+smc PENTAX-FA 31mmF1.8AL Limited(撮影:吉森信哉)
「ペンタックス K-1+smcペンタックス-FA 31ミリF1.8AL Limited」。これは”ボディ+常用広角単焦点レンズ”という、ボク好みの組み合わせ。

PENTAX K-1+smc PENTAX-FA 31mmF1.8AL Limited+smc PENTAX-FA 77mmF1.8 Limited(撮影:吉森信哉)
重厚感のある「ペンタックス K-1」と、リミテッドシリーズの2本の単焦点レンズ「smcペンタックス-FA 31ミリF1.8AL Limited」と「smcペンタックス-FA 77ミリF1.8 Limited」。ご覧の通り、ボディとレンズの大きさバランスが少々怪しい(笑)。だけど、どちらも質感の高さが印象的。

 今春に発売された、ペンタックス初の35ミリ判フルサイズデジタル一眼レフ『ペンタックス K-1』。前回の「その1」のレポートでは、基本仕様や独自機能(フレキシブルチルト式液晶モニター、リアル・レゾリューション・システムなど)を中心に紹介した。

 その際に使用したレンズは、「HDペンタックス-D FA24-70ミリF2.8ED SDM」と「HDペンタックス-D FA★70-200ミリF2.8ED DC AW」という、2本の大口径ズームレンズ。いやぁ〜、どちらも”気合い玉”だけに、その描写や表現には満足だけど、肩や腰にはキビシかったわ(苦笑)。

 ということで、今回のレンズは”軽快な玉”を2本選んで、気合い玉とは違うK-1ワールドを楽しんでみたい。注目したのは、ペンタックスKマウント交換レンズ群の中でも個性や存在感が際立つ、Limitedシリーズである。「小振りで可愛いレンズなのに、アルミ削り出し鏡筒の精密感や高級感がたまら〜ん!」な印象なのよね、このシリーズは。ビミョーな焦点距離もたまらん(笑)。鏡筒一体型の花形フードが特徴的な広角単焦点『smcペンタックス-FA 31ミリF1.8AL Limited』。標準よりもわずかに長く、肉眼に近い自然な描写が得られる『smcペンタックス-FA 77ミリF1.8 Limited』。この2本をチョイスした。

 ちょっと、今回の”渋好みセット”の重さを計算してみた。K-1ボディ:1010g(バッテリーとSDカード込み)、31ミリ:345g、77ミリ:270g。合計1625g。ほほう、前回の大口径ズームセット(K-1+24-70ミリF2.8+70-200ミリF2.8。合計3852g)と比べて”半分以下”という大幅な軽量化ですな。

◆ ◆ ◆

PENTAX K-1+smc PENTAX-FA 31mmF1.8AL Limited(撮影:吉森信哉)
「smcペンタックス-FA 31ミリF1.8AL Limited」を装着。

 Limitedシリーズの中では、比較的大柄な部類に入る『smcペンタックス-FA 31ミリF1.8AL Limited』。…といっても”フィルター径49mm・重さ270g”といった仕様なので、K-1ボディに装着すると、とても可愛らしいレンズに見える。「31ミリ」という中途半端な焦点距離の数値だが、その画角はとても使いやすい(個人的な印象だけど)。28ミリあたりを常用レンズにしている人なら、違和感なく使うことができるだろう。そう、感覚的には35ミリよりも28ミリに近い感じなのよね。

 また、Limitedシリーズのレンズは、前玉に向かって絞り込んだ(鏡筒の径が小さくなる)製品が多いが、このレンズは全体的にフラットなフォルム。これは鏡筒一体型の花形フードの影響もあると思う。だから、大柄なK-1ボディに装着しても、デザイン面での違和感も少ない。カメラを構えながらフォーカスリングに指を添えた際にも、とても”しっくり”くる感じなんだよねー。

※「実写データ」ボタンをクリックすると、オリジナルデータが別ウィンドウで表示されます。

PENTAX K-1作例(撮影:吉森信哉)
実写データ

◆ペンタックス K-1 smcペンタックス-FA 31ミリF1.8AL Limited 絞り優先オート F1.8 1/50秒 −0.7補正 WB:オート ISO800 7360×4912ピクセル JPEG(※オリジナルデータ)

PENTAX K-1作例(撮影:吉森信哉)
実写データ

◆ペンタックス K-1 smcペンタックス-FA 31ミリF1.8AL Limited 絞り優先オート F5.6 1/60秒 WB:オート ISO100 7360×4912ピクセル JPEG(※オリジナルデータ)

PENTAX K-1作例(撮影:吉森信哉)
実写データ

◆ペンタックス K-1 smcペンタックス-FA 31ミリF1.8AL Limited 絞り優先オート F5.6 1/60秒 WB:オート ISO200 7360×4912ピクセル JPEG(※オリジナルデータ)

◆ ◆ ◆

smc PENTAX-FA 77mmF1.8 Limited(撮影:吉森信哉)
小振りで高品位な鏡筒に、七宝焼きフィンガーポイントの緑色が際立つ「smcペンタックス-FA 77ミリF1.8 Limited」。素敵。←このフィンガーポイント、31ミリにもあるけどね。

 一般的に、広角から中望遠域の画角は「標準ズーム」でカバーすることが多いと思う。だが、ボクは写真を始めた高校時代から、2本の単焦点レンズを組み合わることが多かった。高校時代は28ミリ+100ミリという組み合わせ(標準域はすっ飛ばし)だった。そして、写真学校時代以降は、35ミリ+85ミリや24ミリ+マクロ55ミリといった組み合わせでも使用していた。もちろん、現在では標準ズームを常用してるけど、この”標準ズームに頼らない”スタイル、けっこう好きなんだよなぁ。

 その2本の中でメインレンズになるのは”広角側の1本”で、望遠側の方はサブ的な扱いになることが多い。今回だと『smcペンタックス-FA 77ミリF1.8 Limited』が、そのサブ的な役割を担うことになる。風景や被写体の一部分を切り取りたい、被写体に肉薄し背後をぼかして浮かび上がらせたい…。そういった狙いで、メインレンズからサブレンズ(望遠側のレンズ)に交換するんだよね。

PENTAX K-1作例(撮影:吉森信哉)
実写データ

◆ペンタックス K-1 smcペンタックス-FA 77ミリF1.8 Limited 絞り優先オート F2.8 1/640秒 WB:オート ISO100 7360×4912ピクセル JPEG(※オリジナルデータ)

PENTAX K-1作例(撮影:吉森信哉)
実写データ

◆ペンタックス K-1 smcペンタックス-FA 77ミリF1.8 Limited 絞り優先オート F1.8 1/40秒 −0.7補正 WB:オート ISO800 7360×4912ピクセル JPEG(※オリジナルデータ)

PENTAX K-1作例(撮影:吉森信哉)
実写データ

◆ペンタックス K-1 smcペンタックス-FA 77ミリF1.8 Limited 絞り優先オート F1.8 1/500秒 −0.7補正 WB:太陽光 ISO200 7360×4912ピクセル JPEG(※オリジナルデータ)

PENTAX K-1作例(撮影:吉森信哉)
実写データ

◆ペンタックス K-1 smcペンタックス-FA 77ミリF1.8 Limited 絞り優先オート F1.8 1/800秒 −0.3補正 WB:オート ISO400 7360×4912ピクセル JPEG(※オリジナルデータ)

 広角『smcペンタックス-FA 31ミリF1.8AL Limited』と、中望遠『smcペンタックス-FA 77ミリF1.8 Limited』。繰り返しになるが、Limitedシリーズの単焦点レンズは、その小振りで高品位な作りや優れた描写性能が魅力である。

 と同時に「31」「77」というビミョーな焦点距離設定も”ペンタックスらしい魅力”と言える。そんな個性的(半端?)な焦点距離を、単に数値だけでなく”画角の感覚”として堪能するには、35ミリ判フルサイズを採用する『K-1』ボディが最適だと思う。そう、長年35ミリ判フィルムのカメラに慣れ親しんできた身としてはね!

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プロフィール

  • 吉森信哉
  • 吉森信哉 よしもりしんや
  • 撮影テクニック解説、カメラやレンズのインプレなどで活躍中の写真家。とにかくカメラが好きなことにかけては世界一!なレベルだと周囲は認めている(笑)。デジも銀塩も一眼もコンパクトもクラシックも、撮るのも触るのも見るのも夢見るのも買うのも、カメラだったらなんでも大大大好き! タイトルの言葉は広島出身の彼のリアルな心の叫びである。

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