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わしぁカメラが好きなんじゃ!!:CAPAカメラネット

2016年12月26日(月)
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高画素と連写性能を両立させたAマウントフラッグシップ機『ソニー α99 II』

ソニー α99 II+Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM II
ロゴ部分の出っ張りとエッジが強調されたデザインの『ソニー α99 II』+大口径標準ズームの「バリオゾナーT*24-70ミリF2.8ZA SSM II」。

 仕事柄、自分は各メーカーの新製品を使用することが多いのだが、最近「コレ、思った以上にイイね!」と感じたカメラがいくつかある。その中でも、特に印象に残ったのが『ソニー α99 II』である。従来の「α99」と比較すると、トップカバーのラインやグリップ部の形状などに違いは見られるが、全体のサイズ感や基本レイアウトは大差ない。

 だが、仕様や機能の進化は目を見張るものがある。35ミリ判フルサイズのCMOSセンサーは、有効画素数が「約2430万画素」から「約4240万画素(※裏面照射型)」に大幅アップ。そう、ミラーレス一眼カメラのフラッグシップ機「α7R II」と肩を並べる “高画素フルサイズ機” なのである。

 さらにスゴイのが “AFと連写” のパフォーマンス。α99のAF「19点(※クロス11点)位相差AFセンサー+102点像面位相差センサー」も当時はスゴイと感じた。いや、今でも十分スゴイ。…だが、α99 IIのAFは「79点(※クロス15点)位相差AFセンサー+399点像面位相差センサー」という圧倒的な仕様。お腹いっぱいだよ(笑)。

 連写機能に関しては、α99は「AF追従 最高約6コマ/秒」だったが、α99 IIは「AF・AE追従 最高約12コマ/秒」と、なんと2倍もの高速化を実現している。うーむ、42M(約4240万画素)でAFとAE追従で最高約12コマ/秒が可能かぁ。このあたりは、ミラーレス一眼カメラのフラッグシップ機「α7R II」に対する大きなアドバンテージになるね(α7R IIはAF・AE追従 最高約6コマ/秒)。

◆ ◆ ◆

ソニー α99 II+70-200mm F2.8 G SSM II
大口径望遠ズーム「70-200ミリF2.8G SSM II」を装着した『ソニー α99 II』。この組み合わせで、動物園内のいろんな動物の “一瞬の動作” を切り取ってみた。

 AFの仕様に関しては、多くの35ミリ判フルサイズ一眼レフで不満に思っていた事がある。それは、AF測距点に関して。数の問題ではなく “画面上の配置” の問題である。いくらAF測距点数が多くても、画面の中央近くに集まり過ぎなんだよなぁ。

 その点、α99 IIの399点「像面位相差センサー」は、かはり広い範囲をカバーしている。なんでも、従来のα99から約61%も拡大されてるらしい。うむー、これなら動きが大きい被写体(走り回る動物や乗り物など)でも安心だわ。

◆ ◆ ◆

水辺の岩場で羽ばたくペリカンを連写。この手の被写体は、撮ると痛感するんだよねぇ、 “撮影カットごとの変化の大きさ” を。だけど、最高約12コマ/秒の連写能力を持つα99 IIなら、その変化の過程をかなりきめ細かく捉えることも可能だろう。

※「実写データ」ボタンをクリックすると、オリジナルデータが別ウィンドウで表示されます。

ソニー α99 II 作例(撮影:吉森信哉)
実写データ

ソニー α99 II 作例(撮影:吉森信哉)
実写データ

ソニー α99 II 作例(撮影:吉森信哉)
実写データ

◆共通データ:ソニー α99 II 70-200ミリF2.8G SSM II(120ミリで撮影) シャッター優先オート F2.8 1/1000秒 WB:オート ISO800 7952×5304ピクセル JPEG(※オリジナルデータ)

◆ ◆ ◆

 現在、ソニーのレンズ交換式デジタル一眼カメラには、ミノルタαの時代から受け継がれているAマウント用と、ミラーレス一眼カメラ用に作られたEマウント用の2種類がある。そして、注目が集まっているのは、明らかにEマウント用カメラの方である。高画素や高感度画質で有利なのがα7シリーズで、高速連写を中心に機動性で有利なのがα4桁シリーズである。

 だけど、今回の『α99 II』は、その両方のシリーズの特長(強味)を兼ね備えている(まあ、高感度性能は “ほどほど” だろうけど)。前述のとおり、42Mで最高約12コマ/秒の高速連写ができるのは「α7R II」などに対して大きなアドバンテージになる。さらに、画素数が42Mもあれば、APS-Cサイズにクロップしても「18M」は確保できる。うーん、十分過ぎる! 使用レンズの望遠効果を高めるために、APS-Cサイズにクロップして撮影する…。この『α99 II』なら、その撮影方法を積極的におこないたくなるかもね。

ソニー α99 II 作例(撮影:吉森信哉)
実写データ

◆ソニー α99 II 70-200ミリF2.8G SSM II(200ミリで撮影) シャッター優先オート F2.8 1/1000秒 WB:オート ISO1600 7952×5304ピクセル JPEG(※オリジナルデータ)

ソニー α99 II 作例(撮影:吉森信哉)
実写データ

◆ソニー α99 II バリオゾナーT*24-70ミリF2.8ZA SSM II(30ミリで撮影) 絞り優先オート F11 1/60秒 WB:オート ISO400 7952×5304ピクセル JPEG(※オリジナルデータ)

ソニー α99 II 作例(撮影:吉森信哉)
実写データ

◆ソニー α99 II バリオゾナーT*24-70ミリF2.8ZA SSM II(70ミリで撮影) 絞り優先オート F5.6 1/13秒 WB:オート ISO400 7952×5304ピクセル JPEG(※オリジナルデータ)

ソニー α99 II 作例(撮影:吉森信哉)
実写データ

◆ソニー α99 II バリオゾナーT*24-70ミリF2.8ZA SSM II(40ミリで撮影) 絞り優先オート F8 1/30秒 WB:太陽光 ISO800 7952×5304ピクセル JPEG(※オリジナルデータ)

ソニー α99 II 作例(撮影:吉森信哉)
実写データ

◆ソニー α99 II バリオゾナーT*24-70ミリF2.8ZA SSM II(30ミリで撮影) 絞り優先オート F2.8 1/6秒 −0.3補正 WB:オート ISO1600 7952×5304ピクセル JPEG(※オリジナルデータ)

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プロフィール

  • 吉森信哉
  • 吉森信哉 よしもりしんや
  • 撮影テクニック解説、カメラやレンズのインプレなどで活躍中の写真家。とにかくカメラが好きなことにかけては世界一!なレベルだと周囲は認めている(笑)。デジも銀塩も一眼もコンパクトもクラシックも、撮るのも触るのも見るのも夢見るのも買うのも、カメラだったらなんでも大大大好き! タイトルの言葉は広島出身の彼のリアルな心の叫びである。

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