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新宿駅のラッシュアワーの人込みを、三脚にカメラを据えて狙う。バブル末期の1989年、当時19歳だった北野さんは、改札から吐き出される人々をスローシャッターでとらえた。これが、写真家・北野謙の始まりである。制作は、被写体を変えながら1997年まで続いた。これがのちの代表作「our face」や「one day」の原点といえるシリーズとなった。そして、撮影を始めて20年になる今年、1冊の写真集にまとめられたのが「溶游する都市/Flow and Fusion」(MEM INC)である。
本展は、その出版に合わせて開催。会期中の3月6日(土)16:00にはUP FIELD GALLERYで北野謙さん×福島辰夫さん(写真評論家)のトークイベント、3月12日(金)18:30にはNADiff a/p/a/r/tで北野謙さん×町口覚さん(Art director)×本尾久子さん(curator/editor)のトークイベントも実施する。