Nikon D80

Nikon D80

上位機D200に肉薄するスペックを持つ、実力派のミドルクラス機。1020万画素CCD、高倍率ファインダー、11点測距AFなど、その基本スペックの高さは「さすがニコン!」

実勢価格/88,300円(2008年2月中旬調べ)
  • このカメラのスペック
  • 2007年11月14日掲載 / 萩原和幸:HAGIWARA Kazuyuki

    萩原和幸:HAGIWARA Kazuyuki

    萩原和幸:HAGIWARA Kazuyuki

    つい上位機と比較してしまうほどの高機能
    満足感たっぷりの“中級機”

    この小ささと価格からしてこれだけの“ニコン”が出来上がったことに発売当初は驚いた。D200の良いところをそのまま受け継ぎ、0.94倍のファインダーでとても見やすく、ピントは合わせやすい。このクラスだとどうしても寂しく感じてしまうファインダーが多い中、覗く楽しみがある。また11点AFや1020万画素CCDなどもそもまま踏襲しているので、ベースになるポイントはD200のまま考えることができる。

    ただ、D200のサブ機としてと考えるには疑問符がついた。一番並列しにくい点だが、D200に見られた大人しい印象の画像が、D80ではデフォルト設定時点でエッジの効いた派手目な色付けになった。D200はあくまでも撮影後の処理を念頭にしていた感が強いが、D80は予めの出来を優先しているのだろう。この方向性の違いが大きく、D80はD80としての魅力から選択した方が良い。

    D200に比べ、よりユーザーに優しい機能も増えた。僕がD200に一番抱いていた不満に再生時の拡大・縮小の煩わしさがあるが、D80は独立したボタン方式になり解消。画像編集メニューでカメラ自体で撮った画像をいじれるところも増えた面白みの一つだ。その中の「フィルター」は画像の色味が変えられるのだが、これはなかなか便利。カラーカスタマイズはさらに細かく調整でき、それぞれの場面をその場で体感できるので初心者に対してデジタルというものをとてもわかりやすくしてくれていると思う。また、高感度ではD200で気になったノイズもD80ではスッキリとし、安心して高感度での撮影に臨める点もいい。

    結局色々D200と比較しちゃったんだけど、この小ささにこの価格帯だよ! 例えばグリップ感だとか重量感だとか、そんなことは比較材料にしてはいけないわけで、コンパクトなボディにギュッと凝縮された高機能を考えたら『買い』と言えるね。だだゴミ処理は欲しかったな。

    わがままチェック!(☆は★の半分)

    画質好感度

    40

    若干エッジの効いた画質ながら、とても心地いい仕上がりに満足度は高い。テキスト

    使いやすさ

    40

    全体的にボタン操作性はイマイチだが、大きなストレスもないので。

    撮影快感度

    40

    チャッチャッと撮れる感覚はコンパクトなボディと相まって楽しさを高めてゆく。ファインダーも見やすいし、いい!

    お買い得度

    45

    中級機でベース部分はD200と同等を考えればお買い得感は非常に高いと思う。

    おすすめ度

    45

    もっと安い価格帯の入門機もあるが、これなら十分に長いお付き合いが可能。特に女性にはちょうどいいサイズだし、満足感たっぷりです。

    2007年11月14日掲載 / 吉森信哉 : YOSHIMORI Shinya

    吉森信哉 : YOSHIMORI Shinya

    吉森信哉 : YOSHIMORI Shinya

    エントリー機のサイズに上位機の機能
    そのバランスの良さが魅力!

    このD80は、ラインナップ上のポジションが微妙な機種である。キヤノンだとEOS40Dに相当するのか…いや、違うな。それよりも下だな。でも、EOS KissデジタルXよりは上だし。発売当時は、1020万画素CCDを搭載したことで「D200と同等のセンサーを搭載する実力機」として見られていた。でも、現在は下位のD40Xも同等のセンサーを搭載するので、ますます微妙なポジションに…。まあ、そういうランク分けや、他社製品との比較よりも「使いやすくて優秀か、そうでないか?」を見極めることの方が大切なんだけどね。

    上位機D200のボディは、堅牢で信頼性の高いマグネシウム合金製だが、D80の外装はごくフツーの樹脂製。見た目の雰囲気や手触りはD40シリーズに近い。当然、D200の方が質感が高くて高級感もある。でも、D80の少しソフトな雰囲気と手触りも、なかなか好印象である。レリーズ時の音や感触も、あまり刺激的じゃないので個人的には好み。

    AFやファインダーの仕様などは、さすがにエントリー機よりもワンランク上だね。測距点は11点で、ファインダー倍率は0.94倍。これらの数値は、D200と同じなのだ。また、詳細な残量表示が出る大容量リチウムバッテリーもD200と共通のモノ。D40に近い小振りなボディにD200並の基本機能を備える…そのバランスこそが、D80の魅力の真髄かも!?

    わがままチェック!(☆は★の半分)

    画質好感度

    40

    色調は鮮やかな傾向で、多くの撮影で満足感が高い。ただし、高感度時にはクセも出る。ただし、高感度時の細部描写は今一歩…。

    使いやすさ

    35

    操作性は良好だが、ボディ上部の表示パネルが惜しい。一部の表示が小さいのだ。2つのコマンドダイヤルが、操作性の向上に役立つ。

    撮影快感度

    40

    AF測距点が11点と充実していて、ファインダーの見え具合(大きさなど)もハイクォリティ。レリーズの感覚も小気味良い。

    お買い得度

    35

    非常にリーズナブルなD40シリーズと比べると、価格は少し高め。だが、D200に近い機能を持ったカメラとしては、まあ納得できる価格。

    おすすめ度

    35

    プロ仕様のD200と、割り切った仕様のD40系。双方の良い部分をバランスよく取り入れている。「軽快な高品位モデル」が欲しい人に向く。

    2006年9月20日掲載 / 伊達淳一 : DATE Junichi

    伊達淳一 : DATE Junichi

    伊達淳一 : DATE Junichi

    上位機D200と同じ見やすいファインダー
    画質もいいがD200と同じ設定は不可能

    従来のD70やD70sでもっとも不満だったのがファインダー倍率。視野が狭く、ファインダー像がとても小さいので、せっかく一眼レフを使っていても気持ち良さが半減してしまう。その点、D80のファインダーは、上位機種のD200とまったく同じなので、像が大きく見やすいのが魅力。

    AF測距点もD200と同じで、レリーズタイムラグや像消失時間もエントリー寄りの中級機としてはかなりの高レスポンスだ。連写スピードは、D200の5コマ/秒に対し、D80は3コマ/秒と並だが、その分、ボディは小型軽量でグリップは持ちやすく、バッテリー寿命もD80のほうが上だ。ISOやWB、画質の設定もD70系とまったく同じ操作。横幅がかなり縮まった影響で、BKTボタンはマウント部の側面に移動しているが、メニューを介さずAEBやフォーマットが行えるのは便利だ。記録メディアがSDメモリーカードに変わってしまったことが不満な人もいるようだが、今ではCFよりもSDのほうが安いので、個人的には無問題。

    画質もメリハリが効いた元気のいい画質で、高感度のノイズもD200よりも目立たなくなっている。ただ、D200とD80を併用しようとすると、絵作りがまるで違うのが困りもの。デフォルトの絵作りが異なっているのは構わないが、同じ色や階調が得られるセッティングがないのは問題だ。それとレックビュー中に電子ダイヤルを操作すると、絞りやシャッタースピードが変わらず、再生画のコマ送りや表示モード変更になってしまうのが難。

    わがままチェック!(☆は★の半分)

    画質好感度

    40

    青空がシアンっぽいのは好みではないが、D200よりもメリハリが効いた鮮やかな絵作りは一般受けする。

    使いやすさ

    45

    D70やD70sを使ったことがあれば、違和感なく使いこなせるはず。慣れるほどに俊敏な操作ができるのが◎。

    撮影快感度

    40

    ファインダーが大きく見やすいのはやはり気持ちがイイ。ミラーショックも少なく軽快に撮影できる。

    お買い得度

    40

    作画を楽しむ一眼レフとして、非常にオーソドックスなアプローチで使いやすいが、KissデジタルXの価格は衝撃。

    おすすめ度

    35

    隣の芝生を見ると、手ぶれ補正やダストリダクションという魅力的な付加機能があるが、D80にはないのが△。

    2006年9月20日掲載 / 北村智史 : KITAMURA Satoshi

    北村智史 : KITAMURA Satoshi

    北村智史 : KITAMURA Satoshi

    D200ユーザーがくやしがるカメラ
    同等かそれ以上のよさも隠し持つ

    D200を小さく軽く、そして低価格にしたのがこちら。ボディ単体の実売価格が12万円(執筆時)ぐらいだから、今の基準ではエントリークラスとは呼べないと思う。ターゲットユーザーは、エントリーより上、ハイアマチュアよりは下という、言ってみれば“ミドル”アマチュア向け。なので、ほんとはEOS KissデジタルXあたりと比べてはいけないんである。

    それはさておき。

    D200ユーザーとしては、非常に口惜しいところがいくつもあるカメラである。CCDは読み出しのチャンネル数が少ないと言っても同じ有効1020万画素だし、ファインダー光学系も同じ、AFだって9点測距(グループダイナミックAFがないとかの違いはあるが)。そのうえちゃんと縦位置グリップも用意されている。

    高感度時のノイズなんかはD200より少ないし、「D-ライティング」とか「フィルター効果」とかの、画像編集機能も備えていたりする。使わないメニュー項目を非表示にできる「マイメニュー」機能なんかはとってもうらやましい(長ったらしいメニューが短くなって、すごくすっきりしちゃうのだ)。

    もちろん、連写が遅いとかカスタム機能が少ないとかはあるけれど、価格を考えれば文句なし。お買い得感もばっちりだ。

    わがままチェック!(☆は★の半分)

    画質好感度

    50

    ISO100相当ではD200とほぼ同等。ISO800相当以上ではD200よりノイズが少なくてうらやましい。

    使いやすさ

    40

    小型化の影響だろう、マルチセレクター(十字キー)のタッチが硬いのが気になる点。

    撮影快感度

    40

    D200とかの5コマ/秒連写に慣れてしまうと、3コマ/秒ってすごく遅く感じちゃうんだよね。

    お買い得度

    45

    EOS KissデジタルXと比べると高めの価格とは言え、D200を狙っている人にはすごくお買い得感が高く見えるはず。

    おすすめ度

    45

    エントリーと言うには中身が濃いカメラなので、一眼レフ経験のない方にはちょっと難しい感じがする。

    2006年9月20日掲載 / 増田賢一 : MASUDA Kenichi

    増田賢一 : MASUDA Kenichi

    増田賢一 : MASUDA Kenichi

    デジ一眼の進化を実感できる実力派入門機画像の方向性はニコン他機種との統一感を

    このD80になって、デジ一眼の入門機(もしかしたら中級機?)も成熟したもんだなあ〜とまず思った。ボクはD70も好きで長らく使っているんだけど、なにか取って付けたような“試行錯誤中です”というような部分もなきにしもあらずだった。レリーズボタンやCFカードのカバー、そしてメニューを含めて(D70ではメニューがファームアップで色自体が変更されたりしたからなあ)。技術的な進歩はもちろん、ユーザーからの要望のフィードバックも大きいんだと思う。現時点で確実な一番の進化を感じるデジ一眼だな。ファインダーを覗いたときなどは全くD200と同じだし、ちょっと贅沢感がある。

    気になるのは、画像に対するニコンの機種ごとの味付けの変化だ。ニコンファンほどニコンにこだわり、ニコンを買い続けると思う。となると、せっかく成熟したのだからそろそろニコン共通になるニコン色というのを作って欲しかった。サブ機としてのD80が非常に魅力だからだ。

    また「あれっ?」と思ったのは撮影後のプレビュー。撮影された画像が出たとき、その画像を参考にしながら露出を変えるとき、コマンドダイヤルを回してもシャッターや絞りが変わらなくなってしまった点。原因はコマンドダイヤルがコマ送りなどに割り当てられてしまったため。なので、一度半押ししてプレビューを消す必要があるのだ。これは撮影作業の流れ上、非常に引っかかる部分であって、ファームアップでぜひ改善してもらいたい。

    わがままチェック!(☆は★の半分)

    画質好感度

    45

    画質は全体的にD200と似たり寄ったりだけど、色だけはかなり派手め。ちょっとやりすぎかな、とも感じる。

    使いやすさ

    45

    小さくなって操作性を犠牲にした部分はなし。背面操作はOKボタンで非常にわかりやすくなった。

    撮影快感度

    40

    AFは非常に扱いやすいんだけれども4方向のみのマルチセレクターと本文で触れた点がもたつき、ネックに…。

    お買い得度

    50

    おニューで10万代前半で10メガで心臓部はD200譲り、でニコンですよ。それだけでお買い得。

    おすすめ度

    50

    とても安心感が高いのでオススメ度は高い。不満点もファームアップで直ると踏んで満点を奮発。

    2006年9月20日掲載 / 岡嶋和幸 : OKAJIMA Kazuyuki

    岡嶋和幸 : OKAJIMA Kazuyuki

    岡嶋和幸 : OKAJIMA Kazuyuki

    D200をコンパクトにまとめた“中級機”
    画質性能はD200よりも安定か!?

    D80は液晶モニターが最近主流の2.5型へ大型化されているくらいで、見た目はベストセラー機のD70やD70sとなにも変わらないような気がする。しかし、その中身は大きく成長している。上位機種のD200の高性能をコンパクトにまとめた印象だ。

    1000万画素ということで、キヤノンEOS KissデジタルXソニーα100となにかと比較されがちだが、カメラとしての基本性能はD80のほうがワンランク上。実売価格はD80の12万円前後に対して、EOS KissデジタルXは9万円前後、α100は10万円前後(執筆時)。D80が2〜3万円高いのは、入門機と中級機の違い、つまりは撮影快適度の違いといえる。

    D80のAF性能や各種レスポンス性能、ファインダーの視認性といった部分は上級機のD200と同等クラスで、これらが撮影での快適性やシャッターチャンスへの対応力の差につながりやすい。D80のほうが後発なので、拡大再生の操作性などD200よりも優れている部分もある。色作りは派手めだがノイズは少なめで、画質性能はD200よりも安定しているようだ。

    D80には「手ぶれ補正」「防塵・防滴」「ゴミ除去」といった魅力が備わっていないが、ライバルは同じ中級機のペンタックスK10Dだろう。もちろん、画質重視でEOS KissデジタルXとα100を含めた4機種の中からチョイスするのもよい。ただ、安定感や安心感を求めるなら入門機よりも中級機、D80をおすすめしたい。プラス8万円のD200のほうが撮影快適度は上だが…。

    わがままチェック!(☆は★の半分)

    画質好感度

    40

    彩度やコントラストが高めの画質傾向だが、ノイズは少なめ。立体感のある自然な仕上がりは好印象。

    使いやすさ

    40

    ボタンやダイヤルのフィーリングはD200に劣る。再生時の拡大操作などD200よりも優れている部分もある。

    撮影快感度

    40

    レスポンスのよさが光る。ファインダーも大きくて見やすい。中級機として十分すぎる快感度が得られる。

    お買い得度

    45

    入門機より2〜3万円高い12万円前後だが、中級機として妥当な価格設定。「D200と同等性能で8万円安い」は魅力。

    おすすめ度

    45

    中級機としてバランスのとれた性能。画質だけでなく撮影快感度を大切にしたいなら、D80はおすすめの1台。

    2006年9月20日掲載 / 塙 真一 : HANAWA Shinichi

    塙 真一 : HANAWA Shinichi

    塙 真一 : HANAWA Shinichi

    まさに小さなD200!
    ベテランでも物足りなさを感じない

     D80の最大の魅力は、D50並みという軽量コンパクトなボディに、D200とほぼ同レベルと思える高機能を詰め込んでいるところだ。ボディが小さくて軽いということは、それだけ余分に交換レンズを持って歩けるということ。海外旅行などなるべく少ない荷物で動きたいときにも最適といえる。

    D200と同レベルという部分を具体的にいえば、倍率0.94倍という広いファインダーが、撮影の楽しさと快適さをもたらしてくれる。AFエリアも11点と多く、その配置も絶妙だ。縦位置でも横位置でも比較的人物の顔の部分にAFエリアが重なることが多く、さらにマルチコマンダーでAFエリアを瞬時に変えられるものいい。

    D200から省かれた機能もいくつかあるが、その多くは一般的な撮影シーンではほとんど不便さを感じることはないはずだ。ただし、マニュアルフォーカスのAiニッコールレンズなどのレンズ情報を入力できる機能が省かれたため、古いAiニッコールを使いたいというユーザーには厳しいかもしれない。

    エントリーユーザーでも使いやすいし、かといって中上級者でも物足りなさを感じることは少ないはず。実によくできたモデルだと感じる。

    わがままチェック!(☆は★の半分)

    画質好感度

    45

    ホワイトバランスの安定感、ノイズの少なさと非常にバランスの取れた画像が得られる。

    使いやすさ

    35

    一般的な使用状況を考えるととても使いやすいが、お仕事カメラとしてはやや物足りない部分もある。

    撮影快感度

    40

    ファインダーの広さ、ピントの掴みやすさは絶品。シャッターボタンのフィーリングは上位モデルのD200やD2Xsと比べるとやや落ちる。

    お買い得度

    45

    格安デジ一眼を求めるなら少し高い気がするかもしれないが、この性能で10万円前後というのはダントツでお買い得といえるだろう。

    おすすめ度

    50

    デジタル一眼レフで写真をとことん楽しんでもらいたいと思える一台。デジ一眼初心者でも無理なく使え、それでいて長く使える。

    2006年9月20日掲載 / 赤城耕一 : AKAGI Koichi

    AKAGI Koichi

    赤城耕一 : AKAGI Koichi

    小さくても緻密なニコンらしい雰囲気
    鮮やかでヌケの良い描写がいい

    D200を所有している私としては、D80はいらんかなと思っていたのだが、結局は戦力に加わってもらった。テスト撮影でたいへん好印象だったからである。それになによりも小型軽量なのがうれしい。

    よくいわれるデジタルの下克上はD80にも顕著に現れていて、デフォルトの設定では、D200よりも明らかにキレイな像を得ることができる。

    これは一般のアマチュアにはウケのいい画像であろうし、私のような面倒臭がり屋にとってもありがたい機構だ。D200と同じCCDを採用しているわけだが、画質に関しては、かなり優れていて、D70時代のあのヌケが悪いような雰囲気もなくなっている。

    ただし、デフォルトでの完成度が高いということは、あらゆる被写体に向くということではない。D200と同じような画像から、後処理したいような場合は、あらかじめ、シャープネスや彩度を低めに設定しておいたほうがいいかもしれない。

    外装はプラスチック製だが、なかなかの質感で、D200にも負けないレベル。小さくても緻密である、というニコンらしい雰囲気があらわれていて良いものだ。動作もキレがあり、シャキシャキと切れるシャッター感触は使っていてストレスを感じないほどで気持ちよく撮影できる。

    ただしキットレンズのAF-S DX18〜135ミリF3.5-5.6G(IF)は描写特性はたいへん優れているが、マウントがプラスチックだったり距離目盛りが省略されているなど、私にとっては気に食わないことばかり。カメラ好きが喜びそうなD80のコンセプトを崩してしまうのであまりお勧めしない。

    デジタル一眼レフの宿命である、ゴミに対応する機能が追加されなかったのは不満だけど、これは来年あたりの後継機なのかなあ。

    わがままチェック!(☆は★の半分)

    画質好感度

    45

    高感度設定時はD200よりも高画質。デフォルトでもくっきりしたメリハリのある絵がいい。

    使いやすさ

    35

    大きさと重量のバランスよし。

    撮影快感度

    45

    D200同様、ファインダーが大きいのは嬉しい点。レスポンスよく小気味よくシャッターが落ちる。

    お買い得度

    40

    よいカメラで、惜し気もなく高級機の機能を採用したのはエライ。

    おすすめ度

    45

    ニコンファンを裏切らない出来であることを評価。