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コンパクトなボディに、手ブレ補正SR(シェイクリダクション)を搭載。さらに超高感度3200対応で、手ブレや被写体ブレに強い。個性的な交換レンズ群も魅力。610万画素機。
小さくて軽くて、そんでもって単三形電池が使用できる! というのが、ペンタックス製デジタル一眼レフのイイ所。もちろん、このK100Dも、それらの点をしっかり押えている。なかでも「小さくて軽い」というのは、ボクのような旅するカメラマンには、実にありがたい仕様なんですヨ。
もちろん、ただ小さくて軽いだけなら、他メーカーのエントリー機とかも該当する。でも、ペンタックスのデジタル一眼レフは、エントリークラスでもファインダー性能(倍率や見え具合)にこだわってるし、使用できる交換レンズのバリエーションも豊富。MF時代のレンズや中判カメラのレンズも装着して使える。そういう点が、ペンタックスの魅力なんだよね。
また、ペンタックスには「使ってみたい」と思わせるデジタル専用レンズが多いのも魅力。たとえば、フィッシュアイズーム10〜17ミリとか、21ミリや40ミリや70ミリのリミテッドシリーズとか。それらのレンズは小振りで材質感も高いけど、開放F値はさほど明るくない。それをカバーする意味でも、手ブレ補正の搭載はありがたい。馴染みのない「磁力駆動」機構ということで、正直少し不安もあった。でも、実際に使ってみたら、なかなか優秀な補正効果を得ることができた。
有効画素数が「610画素」というのは少し物足りないけど、絵作りはなかなかイイ感じ。AWBもかなり優秀。
小型ボディに相応しく、操作各部もシンプルで使いやすい。Fnボタンによる主要な機能の呼び出しも快適。
明るくて鮮やかでメリハリのある液晶モニター表示が爽快! 爽快すぎて、画像をPC画面で見ると少し消沈(苦笑)。
*istD系列の機能を受け継ぎつつ、手ブレ補正機能を搭載。しかも、値段は大差ないのだからお買い得だよね。
上位機K10Dも魅力的だけど、少し大きくて重いし、電源は専用バッテリー。気軽に使うならK100Dの方だろう。
自分の目的に合う機能あるいは性能を持っているかどうかが重要で、撮影スタイルが違えば必要とするカメラも変わってくる。
ペンタックスK100Dは、キヤノンEOS30Dの項で述べた基本的なパワーがボクの要求するレベルにない(このクラスのカメラとしては不足のないレベルにあることは言うまでもないが)ことから、ボクが神楽や田楽の撮影をする時のメイン機にはならないが、軽量コンパクトでボディ内蔵の手ブレ補正機能を搭載していることから、スナップ撮影を気軽に楽しむカメラとしては申し分ない。
K100D用のレンズとしては、「DA40ミリF2.8リミテッド」「DA21ミリF3.2リミテッド」「シグマAF18〜200ミリF3.5-6.3DC」の3本が最近のボクの愛用のレンズで、このレンズシステムと軽量コンパクトなK100Dの組み合わせなら、機材の重さがまったく苦にならずに撮影が楽しめる。もちろん、現行レンズだけでなく従来からのKマウントレンズやM42スクリューマウントレンズなどの活用も可能で、そうした膨大なレンズ資産が生かせるのも、ペンタックスユーザーの特権だ。
キヤノンEOS30Dなどと併用していて気になったのが、カメラのクラスが違うとはいえ、露出レベルの安定性にやや欠けること。液晶モニターで確認して補正すれば済むことだが、スナップ撮影を気軽に楽しみたいからこそ、更なる性能の向上を望みたい。
従来の*istDシリーズ機よりも、発色も良くなり高感度画質も大幅に向上しているから嬉しい。
液晶モニターの性能(特に屋外での視認性)も使いやすさの重要なポイントだが、トップクラスで文句なし。
このクラスのカメラとしてはファインダーも見やすく、マニュアルフォーカスでも気持ちよく撮影できる。
手ブレ補正機能の内蔵など、価格と性能のバランスを考えると、お買い得度はクラストップといえる。
サブ機的な扱いで一般的なスナップや風景撮影を気軽に楽しむカメラとして使うなら、おすすめ度は高い。
装着できるすべてのレンズで、シャッタースピード約2〜3.5段分の手ブレ補正効果が期待できるのが最大の魅力。往年のMFレンズやM42レンズ(要アダプター)も、焦点距離を手入力することで、AFレンズと同様の手ブレ補正効果が期待できる。
しかも、実売価格は6万円台半ばから7万円台前半(執筆時)と安く、2006年10月15日までのキャンペーン中に購入すれば1万円のキャッシュバックもある。
画素数が600万画素ということで時代遅れと見られがちだが、むしろ画素数が600万画素だからこそ基本感度が高く、ISO800でも常用になる画質が得られるし、レンズのアラや手ぶれ、ピンぼけといった失敗も必要以上に目立たずに済むので、撮影の満足度が非常に高いのが特徴だ。
このクラスのデジイチとしてはファインダー倍率も高く、AF測距点も11点もある(そのうち9点は縦横の被写体を検出できるクロスセンサーだ)。液晶モニターも明るく高コントラストで、屋外での視認性も抜群だ。以前の機種はRAWで撮らないと解像感に乏しく、描写の甘さが気になったが、K100DではJPEG撮りっぱなしでも十分に600万画素なりにキレの良い描写に改善されている。発色はリバーサルフィルムに近く、色飽和を恐れない官能的でインパクトのある発色はどの機種よりもボク好み。惜しむらくはシャッタータイムラグや像消失時間が遅めなことと、ISO AUTO時に露出補正をかけるとISO200に固定されてしまう仕様。それ以外はおおむね満足なカメラだ。
彩度の高いリバーサルフィルム的な発色は非常にインパクトがある。特にアンダー目に撮った青空は◎。
オーソドックスな一眼レフスタイルを踏襲していて、初心者からベテランまでスムーズに操作できる。
一眼レフボディの命であるファインダーの見やすさは、エントリー機の中ではトップクラス。液晶もキレイだ。
キャッシュバックを考慮すると実質5万円台半ばで買える。それで、すべてのレンズが手ブレ補正搭載だ。
コンパクトデジカメからステップアップする人にもお薦め。どうせ買うならキャンペーン期間中に!
K100Dをみていると、ペンタックスはデジタルになっても変わらない魅力のあるカメラを作っているなと思う。保守的な傾向ではあるのだろうが、私は嫌いではないし、ペンタックスユーザーは、デジタルのスペックだけに注目をすることはない真のカメラ好きなのではないかと想像する。
K100Dの成功というのは、ペンタックスらしい緻密さを感じさせるボディを作り、なおかつきちんとデジタルカメラならではの手ブレ補正機構を採用していること。
さらにM42マウントなど、旧レンズの使用でもメーターは作動し、データを入力すれば手ブレ補正が機能するなど、使用にあたってストレスを感じさせないことにある。真の互換性というのはこういうところにあるように思うのである。
またDA40ミリF2.8リミテッドとかDA21ミリF3.2ALリミテッドなどのデジタルならでは、しかも趣味性の高いパンケーキレンズを発売するなど、こういうところが粋である。
画素数は600万だから、すでに古臭いと思う人がいるのかもしれないが、絵づくりの良さとあいまって、何ら問題を感じさせない。かえって良い意味でこれはゆとりをもたらしているのではないかとも思うのである。
すでに上級機K10Dが発表されているが、発売当初からキャッシュバックを行うなど出血大サービスとも思える価格で供給されていて、衝動買いした人も多いのではないか。残念なのは動きにややまったりした感があるところだが、もちろんこれは大きな欠点にはならない。
コントラストがあり、きっぱりとした絵という印象。良い意味で、画素数とCCDサイズのバランスがとれている。
小型軽量なのは最高。全体の操作感は並だけれど、使いやすい。
個人的にはたいへん快適。ファインダー性能が良いのが好評価。
コストパフォーマンスとしては最高に近い。すばらしい。
カメラ好きにはオススメ。他社ユーザーも、気分を変えるのに持っていて損はないカメラ。