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フラット形状のボディや、アナログ志向の操作性が際立つ。ライブビューやノンダストシステムも採用。手ブレ補正を搭載したライカDレンズも魅力的だ。4/3型の750万画素機。
このカメラ、手に持ってみて非常に厚く感じるボディ、付属のバリオエルマリートの太い鏡胴など、他のカメラと比べると非常に異質な感じがしてしまう。ときにその異質感は魅力にもなることがあるが、それにはフィット感の良さが伴わないと単なる使いづらさだけが残ってしまうのだ。L1はそのフィット感がイマイチ良くないのは残念なところ。コンデジのルミックスの進化に見られるようなフィット感が加わるといいのになあ。
また、アナログ重視の操作系は一見安心感はあるが、ここまで先進的なスタイルを目指しているカメラに搭載する必要があるのか? 個人的にはあまり好きじゃない。無理をしている感があるところと、せっかくひとつの液晶パネルで集中して見れるようになった情報を再分散させている様な感じがして、意味をあまり感じない。
一方画質はというとこれは大好きだ。階調の滑らかさ、色の仕上がりは非常に上品。立体感も素晴らしい。付属のバリオエルマリート、そしてズミルックス25ミリF1.4と使ってみたが、その描写された画像は他とはひと味違う。レンズの持つ描写のみならず、使用したレンズごとに最適化された画像処理の賜だと感じる。システムとしてどう広がるのかも期待したい。
純正レンズとの組み合わせで得られる仕上がりは格別。階調も自然な仕上がり。ただし解像感はそれほど高くは感じない。
自分としてはあまり使いやすいカメラではないなあという印象。全てがまだ途中という感じは否めない。
持ったときから生じる違和感が快感度を阻害する。でも撮影された画像を見たときの安堵感、両者のギャップがなんとも…。
まあ金額だけを見ればとてもお買い得とはいえないなあ。ライカファンって、こういうの好きなのかなあ? 違うような気がする。
万人にオススメというカメラではないけど、このカメラの写りの魅力がわかる人、描写が好きな人にはオススメ。操作は慣れもあるし。
アナログ感覚で操作できるところは、僕にとってはとてもポイントが高い。使い慣れているということもあるが、一度で感覚的に露出状態を確認できるというのはやはり素早い撮影・ミスのない撮影の重要な項目だと思っているからだ。全体的に操作系は行き過ぎ感がなくて、むしろ安心感が漂う。でもデザインに関しては個人的には…って感じ。
アスペクト比を切り替えられるのは面白い。特に16:9のハイビジョンのアスペクト比はフレーミングを再度考えさせてくれる材料になった。ポートレートでは新鮮だったね。その時の表現意図に合わせてそれぞれを使い分けていくことができれば、これは武器になる。
バリオエルマリート14〜50ミリF2.8-3.5ASPH.とのセット販売なのでこれを念頭に考えなければならない。その上での画像だが、一番の印象はシャドー部の階調だ。さすがライカと思わせる、シャドー部の美しさがある。これは他のデジタル一眼レフとは違う、深い味わいだ。こうした“通”好みの箇所がくすぐるところだ。
しっとりとした色再現にシャドーの出方がとっても好みです。
アナログチックな操作性は、オールドカメラファンの僕には馴染みやすかった。
RAW+JPEGしかできないってどういうこと? RAWだけでできるようにしてほしい。
レンズとセットですから…。でもこのレンズ、いいですよ。
じっくりと画作りされる方向けのカメラです。ひとつひとつの機能や操作は楽しさ満載ですから。
ルミックスL1は、標準ズームの「ライカDバリオエルマリート14〜50ミリF2.8-3.5ASPH」とのセット販売のみで、その実売価格は25万円前後(執筆時)。これを「高い」とする声をよく耳にするが、はたしてボディ単体のお値段は? ライカからは、ルミックスL1がベースと思われる「DIGILUX 3」が発表になった。これでその答えがわかると期待したが、こちらも標準ズームとのセット販売のみ。価格は30万円を超えるようだ(執筆時)。
デジイチの入門機のレンズキットは、実売で3万円を切る標準ズームレンズがプラス2万円でセットになっているケースがほとんど。オリンパスE-330の場合、同等のセットがプラス1万円とお買い得。これに対して、ルミックスL1がE-330と同じ12万円前後だと仮定すると、「ライカDバリオエルマリート14〜50ミリF2.8-3.5ASPH」は13万円前後という計算になる。オリンパスの「ズイコーデジタル14〜54ミリF2.8-3.5」が6万3000円前後だから、その約2倍のお値段。手ブレ補正機構を搭載したライカレンズということで、このあたりは納得か。
ルミックスL1は、どうしても「ライカDバリオエルマリート14〜50ミリF2.8-3.5ASPH」との組み合わせでの評価となってしまう。だが、この組み合わせのほうが使いやすいし、画質的にもベストマッチング。とはいえ、ルミックスL1の操作系は好みが分かれるところだろう。
たとえば、デジタル時計だと表示されている数字を読まないと時間がわからないが、アナログ時計だと針の位置関係でアバウトながら直感的に時間がわかる。これと同じように、現在のカメラ設定がどのようになっているのか、LUMIX L1を見るだけである程度は判断できる。フォーカスモードやドライブモードはスイッチを指で触れるとわかる。使い込むほどに手になじむといった、ほかのデジイチでは味わえない使いこなしが楽しめるカメラなのだ。
“ルミックスブルー”が好印象で、緑も鮮やかでクリア。プリントでは自然な粒状感が得られる。
正直言って使いこなしに時間がかかるカメラ。手になじんではじめてこの操作系のよさがわかる。
レスポンスはあまりよくなく、カメラのペースに撮影者が合わせる必要があるだろう。
標準ズームの性能を考えると実売25万円前後は妥当だと思う。ただ、お買い得かどうかは微妙なところだ。
使いこなしを楽しみたい、長く付き合いたいという人におすすめ。長く使っても飽きのこないカメラだと思う。
同社コンパクト機のLC-1のデザインイメージを踏襲してオリンパスE-330の機能を組み合わせたカメラだな、というのがボクのL-1に対する第一印象だ。正直なところレンズ以外にはたいして魅力を感じなかった。でも、触ってみたらその印象は大きく変化。シャッターダイヤルや絞りリングなど、ボクの手が泣いて喜ぶアナログ操作を採用しているからだ。中途半端な操作性だなんていう意見もあるけど、M型ライカとL-1を併用なんてときも操作に違和感がないからボクは好きだ。
ライカのウルサイ規格をクリアして誕生にこぎつけたレンズ「Dバリオエルマリート」もさることながら、絵作りの点でも銀塩ライカの魅力をうまく活かしていると思うな。近いうちに自分のものにして、本格的に使ってみたいカメラだ。当面のシステムとしては、広角側はズイコーかシグマを買って、望遠側はレンズアダプターでまかなう。こんなふうに“ボクらしい使い方”が楽しめそうなのがいいんだ。
言葉でどう表現したらいいのかわからないが、独特の優しさが漂っている。ライカの個性を踏襲しているのだ。
アナログ操作は好感が持てるが、コマンドダイヤルのタッチがイマイチ。
スピード、レスポンスについては不満ないが、ファインダーが少々暗い。改善して欲しい。
ライカレンズが付いて23万円前後だから、ライカファンにとっては悪くない。
アナログ派やライカ愛用者には絶対のオススメだが、そうでないならオリンパスの方がお買い得。
ルミックス初のデジ一眼として登場したL1だが、はっきりいってこのカメラをほかのデジ一眼と比較することはナンセンス。このカメラの使い方としてもっとも似合うのは、のんびりとし旅をしながら気の向いたシーンを見つけてシャッターを切るという感じだろう。せわしない時間の中で写真を撮るには少し軽快感に欠ける印象を受ける。そう考えると、AFもAEもなくてもよかったのではという気もする。「自分の目でピントを合わせて、露出計の数値を見ながらシャッター速度と絞り値を決める」。それが似合うカメラといえる。
逆にいえば、AFもAEもあって連写もそこそこ可能というのは、かえってこのカメラの魅力をスポイルしてしまっている気がする。また、一眼レフといいながらその要となるファインダーが見にくいのも辛い。フォーサーズ規格という中でオリンパスE-330の光学系を流用しているので仕方がないのかもしれないが、いっそのことレンジファインダー機にしたほうがよかったという気もする。
このカメラで評価したいのは、やはりライブビュー機能だろう。背面の液晶モニターを見ながら、正確なフレーミングで撮影ができるのは、一般的なデジタル一眼レフにはない魅力だと感じる。とはいえ、もう少し思い切った設計を施したカメラにしてもよかったのではないだろうか。
ノイズは多めだがライカレンズとの組み合わせもあってか落ち着きのある発色、描写が得られる。
はっきりいって使いやすいとはいえない。マニュアルの操作感を重視するならもう少し全体の操作性をアップしてほしいところだ。
ダイヤルを活用した操作性は古き良き時代を思い出させてくれる。今はやりのスローライフを実践するカメラという感じだろうか。
他のデジタル一眼レフと比較すると贅沢品と呼べる実勢価格。ライカレンズの魅力も含めて指名買いをする人にとっては妥当なのかも。
趣味性が高く誰にでも勧められるものではないが、すでにデジ一眼を所有し、さらにお楽しみカメラをひとつ、という人にはお勧め。
まあ、デザインは好みの問題だから、深く追求しない。操作性のこなれていない部分が少なくないのは、パナソニックのカメラメーカーとしてのキャリアがまだ浅いからだし、ファインダーが暗かったりAFがイマイチ遅かったりするのも、一眼レフのノウハウを持っていないからなので、そのあたりは大目に見てあげないといけない。
オリンパスの力を借りたとは言え(どのぐらい借りたかは知らないが)、デジタル一眼レフをつくりあげた頑張りは認めてあげるべきだし、写りの素晴らしさは古参メーカーに勝るとも劣らない(ピクセル等倍で見たときのシャープ感を基準に考える人には納得できないだろうけれど)。
レンズ自体の優秀さもあるし、レンズと画像処理とのバランスのうまさも一見の価値がある。普通にJPEGで撮って、これだけきれいに立体感が出るというのは、ほかのカメラではお目にかかれそうにない。
もっとも、カメラとしての機能だとか、操作性にはケチの付け所はいくらもあるし(って、失礼だと思うけど)、純正レンズがたった1本しかないという物足りなさもあるが、そういうところを全部我慢してあげてもいいと思える写りがいちばんの魅力なのである。
ピクセル等倍での観賞を基準にすれば話は別だが、そうでなければ最上級の写りが楽しめるはず。
ファインダーは暗いし、ライブビューなのに液晶モニターは可動式じゃない。AFも遅めだし…ねぇ。
ライブビュー撮影のラクチンさは無視できないけれど、ミラーが上がったり下がったりする作動音には閉口する。
ライカレンズが付いて、実売25万円なら安いはずなのに、そこはかとなく割高感もある。なんででしょうかねぇ。
こういう写りが好きな人にはパーフェクトに素敵なカメラであって、そういう方にはバッチリなおすすめ品だ。