LEICA M8

LEICA M8

レンジファインダー機の王者であるM型ライカが10メガのデジタル機として登場! ローパスフィルターを用いない1030万画素CCDで“レンズの個性”が写真に表れる!!

実勢価格/658,000円(2008年2月中旬調べ)
  • このカメラのスペック
  • 2006年11月20日掲載/ 加賀和哉 : KAGA Kazuya

    加賀和哉
          : KAGA Kazuya

    加賀和哉 : KAGA Kazuya

    レンズの個性が出る自然な写りには感激!
    露出補正など文句はあるけど買っちゃいます!

    AE撮影で露出補正をするとき、SETボタンから撮影メニューを呼び出さなくてはならないことは、M8で唯一気に入らないポイント。ボクの感覚ではライカらしからぬ汚点だね。ほかの部分での操作性が優れているだけに、すごく気になってしまう。気になっていたレリーズフィールやタイムラグは、M7と大差ないレベル。もう少し小さなトルクで作動してくれるともっといいんだけど…。

    デジタル部分については、AWBが少々不安定(テスト機だけのことかも?)だし、画像処理スピードも速くない。でも、コダックと共同開発した専用設計のイメージセンサーはいいね。バックフォーカスが短いというMマウントの不利をみごとにカバーしていると思うな。新旧イロイロなレンズを装着してテスト撮影してみたけど、銀塩で感じていたそれぞれのレンズの個性を、ほぼ忠実に再現してくれるから感激だよね。デジタルでございます、って感じがないところがすごくいい。とくに気に入ったのがモノクロモード。旧いレンズを装着して標準設定で撮影すると硬すぎるけど、やわらかめに設定すると、とても自然な雰囲気になる。ワクワクしてくるんだ。

    50万円オーバーという価格は悩ましいな。もしM8がライカのカメラでないのなら、たとえ半額でも欲しいをこらえるだろうな。でも、ライカだから…買っちゃいまぁす!

    わがままチェック!(☆は★の半分)

    画質好感度

    50

    レンズの持ち味を活かす自然な絵作りで、多くのデジタルで感じられる『作られた』感覚がないから好き。

    使いやすさ

    40

    アナログ操作を基本とした操作性でとても使いやすい。でも、露出補正のめんどくささは最悪。改善してほしい。

    撮影快感度

    30

    M7と大差ない感触だから、まぁ悪くはない。画像処理スピードがやや遅いが、ま、許せる範囲かな。

    お買い得度

    45

    ライカだから、ロングセラーになる可能性が高いしさほど値崩れもない。ということは、今買ってもオトク!

    おすすめ度

    50

    ライカの魅力をデジタルで味わうことができるのだから絶対に楽しい。自信を持ってオススメする。

    2006年11月20日掲載/ 萩原和幸:HAGIWARA Kazuyuki

    萩原和幸:HAGIWARA

    萩原和幸:HAGIWARA Kazuyuki

    レンズのテイストを味わえるのがたまらない!
    ライカユーザーなら“安心して”どうぞ!?

    初めは「な〜にがライカのデジタルだよっ」と鼻で笑っていたんだけど、実際に使ってみたら『欲しい!!』に変わったね(笑)。一番心を動かされたのは個々のレンズのテイストがきちんと再現されていたことだ。ライカファンが求めるのはまさにその部分で、いわゆる“クセ”が味わえなければ意味がないという期待にきちんと応えてくれている。となれば、レンズは資産として世界中に存在しているわけで、80年前のふる〜いLレンズから、最新のアスフェリカルまで思う存分楽しめるのだから、これはたまらないわけですよ!

    スタイルはM型を踏襲、これまでのM型ライカと違和感なく操作できる。またシャッタースピードのダイヤル刻みも1/2ずつになり、より細かな作画に対応しているなどの配慮もいい。“コトンッ”と落ちるようなシャッターを切った感じも自然に馴染んだし、ピント合わせもしやすい。フルサイズではなく約1.33倍となるが、それについても特に嫌な気はしなかったなあ。

    ただバッテリーを食う食う! これには困ったものだ! 電池が要らないのもライカのいいところなのにねえ(苦笑)。あとAWBはコロコロ変わってしまう。RAW撮影が前提になってしまうな。でも『きちんとライカ』ですよ。ライカユーザー、安心してお手に取ってくださいな。

    わがままチェック!(☆は★の半分)

    画質好感度

    50

    まさに“ライカ”の味が楽しめる画質! これは感動ものですよ!

    使いやすさ

    35

    底蓋を取り外してのバッテリー交換にメディア挿入…でもライカですから当たり前なわけです。

    撮影快感度

    45

    AWBがねえ…。モニターは見やすく、また拡大も早いのでチェックがしやすいのもいい。気持ち良くシャッターを切れます。

    お買い得度

    25

    ライカユーザー以外には全くお買得感なし! ユーザーにとっても50万円オーバーは考えものだなあ。

    おすすめ度

    25

    ライカは絶対フィルム派という方には勧めません。併用してみたい方はきっと満足する(はず)と思いますよ。