最新号紹介

CAPACAPA 1月号
2018 風景カレンダー 2018 撮るべき絶景61 ニコンD850 vs ソニーα7RIII デジタル版パンフォーカス撮影術 冬景色にも効くPL活用法詳細はこちら
最新カメラムックカメラムック - 別冊・書籍 -
学研のカメラ・写真・撮影テクニック本。オンライン販売もこちら!一覧を見る
  • Twitter
  • Google+
  • Facebook

CAPAカメラネット ニュースフラッシュ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

名取洋之助写真賞と笹本恒子写真賞の授賞式で受賞者が語った「伝えたい想い」

2017.12.18 UP )

〈文〉柴田 誠 〈写真提供〉日本写真家協会(撮影:桃井一至)

公益社団法人 日本写真家協会(JPS)は、2017年12月13日(水)に第43回「日本写真家協会賞」贈呈式と第13回「名取洋之助写真賞」授賞式および第1回「笹本恒子写真賞」授賞式を都内で開催した。

JPS
日本写真家協会賞は写真技術に関する発見、発明、開発において顕著な功績が認められる個人または団体、写真文化の発展に著しい貢献もしくは寄与、功績のあった個人または団体に贈られる賞で、第43回日本写真家協会賞は、日経ナショナルジオグラフィック社が受賞した。

JPS
1995年に『ナショナルジオグラフィック 日本版』を創刊し、2012年から「日経ナショナルジオグラフィック写真賞」を設け、国際的に活躍できる新進のドキュメンタリー写真家を発掘し表彰してきたことが認められたもの。熊切圭介 日本写真家協会会長(左)より、表彰盾を贈られる日経ナショナルジオグラフィック社の中村尚哉 代表取締役社長(右)。

JPS
受賞の喜びを語る日経ナショナルジオグラフィック社の中村尚哉 代表取締役社長。

JPS
続いて第13回名取洋之助写真賞と第1回笹本恒子写真賞の受賞式が行われた。

JPS
名取洋之助写真賞は、新進写真家の発掘と活動を奨励するために、おもにドキュメンタリー分野で活動している35歳までの写真家を対象とした賞。第13回名取洋之助写真賞は、脳腫瘍を患い、余命5年を宣告されて自分の死と向き合う友人を追った関健作さんの「Limited future」に贈られた。

JPS
第13回名取洋之助写真賞を受賞した関健作さん。母がガンを患った際に何もできずに無力さを感じていたことから、死に直面する友人に対しては写真で関わっていこうということで撮り続けたと、作品に込めた思いを語った。

JPS
関健作さんの第13回名取洋之助写真賞受賞作品「Limited future」(カラー30点)より。

JPS
第13回名取洋之助写真賞奨励賞を受賞した楠本涼さん。受賞作品「もうひとつの連獅子」は、伝統芸能を弟子に伝承していく舞踏家の姿を追ったもの。息子の誕生を機に撮り始めたことから、自分とは異なる命に伝えるという行為と舞踏家の師匠が弟子に伝えることを重ね合わせ、同時に写真家が被写体とどう向き合うかを学んだと語った。

JPS
楠本涼さんの第13回名取洋之助写真賞奨励賞受賞作品「もうひとつの連獅子」(カラー30点)より。『CAPA』1月号(2017年12月20日発売)には、第8回名取洋之助写真賞受賞者でもある安田菜津紀さんと楠本さんの対談を掲載している。

JPS
第13回名取洋之助写真賞および奨励賞の受賞作品写真展は、富士フイルムフォトサロン東京で2018年1月26日(金)〜2月1日(木)、富士フイルムフォトサロン大阪で2018年2月16日(金)〜22日(木)に開催される。

JPS
笹本恒子写真賞は、日本初の女性報道写真家・笹本恒子さんの「時代を捉える先鋭な眼と社会に向けてのヒューマニズムな眼差しに支えられた業績」を顕彰し、その精神を引き継ぐ写真家の活動を支援することを目的として設けられた賞。第1回笹本恒子写真賞は、25年以上に渡ってアイヌを撮り続けている宇井眞紀子さんが受賞した。アイヌ民族を取り巻く環境と理不尽さ、同時に伝統的な祀りや文化もしっかりと捉えられている点が評価されたもの。

JPS
第1回笹本恒子写真賞を受賞した宇井眞紀子さん。尊敬する笹本恒子さんの名前を冠する賞を受賞した喜びとともに、撮影に協力してくれた多くのアイヌの人たちに感謝の意を述べた。

JPS
宇井眞紀子さんの第1回笹本恒子写真賞受賞記念展「アイヌ、現代の肖像」は、2017年12月20日(水)まで、東京・新宿御苑前のアイデムフォトギャラリー「シリウス」で開催中。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

新着記事

カテゴリ

月別アーカイブ

RSS