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機材レポート

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CFカードよりも圧倒的に高速なメモリーカードがついに登場!
サンディスク エクストリーム プロ CFast 2.0カード

キヤノンの新しいフラッグシップ一眼「EOS-1D X Mark II」がいよいよ発売! そのメモリーカードにはCFに加え、ついにCFast 2.0カードが採用された。一足早くこの最強のセットの使用を開始している動物写真家・前川貴行さんにお話を伺った。

動物写真家・前川貴行さんも絶賛!「CFast 2.0は、次元の違う超高速カードだ!」

前川貴行さん
前川貴行 Takayuki Maekawa
1969年、東京都生まれ。動物写真家。26歳のころから独学で写真を始める。1997年より田中光常氏の助手を務め、2000年に独立。日本、北米、アフリカ、そして近年はアジアにもフィールドを広げ、野生動物の生きる姿をテーマに撮影に取り組み、雑誌、写真集、写真展などで作品を発表している。

「これは大きなブレークスルー。さらに次の次元に進んだね」と前川貴行さん。『サンディスク エクストリーム プロ CFast 2.0カード』を使った感想だ。

これまでは連写を続けるとデータの書き込みが間に合わなくなり、すぐにシャッターが下りなくなっていた。
「それが当たり前でした。目の前にいる被写体がいろいろなアクションを起こしているとき、時折、敢えて撮らない時間を入れたりしていた」

CFast 2.0カードを使うと、連写が止まらない。JPEGならカード容量いっぱいまで撮影可能だ。
「EOS-1D X Mark II の性能と相まって、どんなチャンスも逃さずに撮りたい一瞬を捉えられるようになりました」

また、前川さんはスチルだけでなく、動画を撮る機会も増えているそうだ。NHKのBS番組『ワイルドライフ』などで「EOS-1D C」「EOS 5D Mark III」を使い4K動画やフルHD動画を撮影している。
「ムービーカメラマンとは全く撮る映像が違う。僕はスチル写真の見方、フレーミングで狙う。動く被写体相手だから、かなり難しいけどね」

CFast 2.0カードと「EOS-1D X Mark II」の組み合わせを使えば、これまでの30pから倍の60pのフレームレートでの動画撮影などが可能になる。
「ネイチャー系の番組では、ほんの少しスローな映像を使うことで、表現の幅が広がる。一眼動画にとっても、CFastの登場は大きいですね」

前川さんは2016年の次なる被写体としてオオカミを選んだ。しばらくはアメリカ・イエローストーンに足繁く通うことになる。5月初旬、その撮影の後は、カナダでカツオドリ、アラスカでクマを撮影する。カツオドリは魚が好物の一つで、空から海中の獲物を狙う。「エクストリーム プロ CFast 2.0」が真価を発揮するに違いない。

[文]市井康延 [撮影]山田高央
(取材日 2016年4月21日)

高速連写でチャンスを逃さない!

特に前川さんが連写を多用するのは、鳥を撮るときだ。彼らが飛翔するスピードは一瞬を狙って切り取ることは不可能で、カメラ任せになる。
「AIサーボAFと高速連写が不可欠。それでもかなり高い確率で鳥の眼にピントが合います。インターバルを作る必要がなくなれば、今まで以上に撮影に集中できて、さらに良いカットを撮るチャンスが増えますね」

(C)前川貴行
©前川貴行

サンディスク エクストリーム プロ CFast 2.0カード とは?

サンディスク エクストリーム プロ CFast 2.0カード
次世代のメモリーカード CFast
CFastはコンパクトフラッシュアソシエーションが策定した次世代フラッシュメモリーカード。現在の仕様は2.0となっている。大量のRAW画像や高解像度4K動画に求められる速度と容量を実現しており、CFカードに比べて圧倒的な性能を発揮する。
サンディスク エクストリーム プロ CFast 2.0カード
見た目はCFと同じ
サイズはCFカードと同じ42.8×36.4×3.3mm。コネクターの形状が異なるため、CFカードとの互換性はない。コネクター内で曲がる可能性のあるピンを排除したので、使用時に破損する恐れがなくなった。
サンディスク エクストリーム プロ CFast 2.0カード
128GBなら書き込み速度440MB/秒!
最大書き込み速度は128GBで440MB/s。64GBで240MB/sとなる。容量だけで決めてしまうと連写枚数などにも影響するので注意しよう。最大読み取り速度はどちらも515MB/sを実現している。
サンディスク エクストリーム プロ CFast 2.0カード
バックアップも高速!
CFastは書き込み速度も高速だが、読み取り速度はさらに高速なので、パソコンへのバックアップも当然、素早く快適に行なえる。連写性能が上がってトータルの撮影枚数が増えても作業が負担にならないのもメリットのひとつ。
サンディスク エクストリーム プロ CFast 2.0カード
EOS-1D X Mark II に採用
CFastフォーマットを採用したデジタル一眼レフカメラは現在「EOS-1D X Mark II」のみ。本体にはCFカードとのダブルスロットを搭載(右がCFastスロット)。
※キヤノンでは、デジタルシネマカメラ「EOS C300 Mark II」と4K対応ビデオカメラ「XC10」にもCFastフォーマットを採用している。
サンディスク エクストリーム プロ CFast 2.0カード
専用カードリーダーが必要
CFカードとは互換性がないので、データの転送には専用カードリーダーが必要となる。「サンディスク エクストリーム プロ CFast 2.0リーダー/ライター」は最大転送速度500MB/sを発揮する。さらにポータブルSSD「エクストリーム510」をパソコンに接続し、直接コピーすればバックアップも超高速!

CFastの高速性能を動画でチェック!

CFastの高性能を、CFカードと比較した。CFastは「サンディスク エクストリーム プロ CFast 2.0カード」64GB、CFカードは「サンディスク エクストリームプロ CFカード」64GBを使用。CFastはCFカードより圧倒的に連写コマ数が多く、さらに書き込みが高速なことがわかる。「サンディスク エクストリーム プロ CFast 2.0カード 128GB」の場合は連写コマ数がさらに増え(実測 130枚前後)、書き込み速度もより高速だ。

※カメラは「キヤノン EOS-1D X Mark II」、AFはAIサーボ、ドライブモードは高速連続撮影、記録画質はRAW+JPEG(L)、カードは毎回初期化しています。連写音が鈍ったところでシャッターを押すのを止めるため、背面表示パネルの撮影枚数は正確な連写枚数ではありません。参考とお考えください。

前川貴行さんにコメントをいただいた!

製品ラインナップ

サンディスク エクストリーム プロ CFast 2.0カード 128GB
サンディスク エクストリーム プロ CFast 2.0カード 128GB
最大書込み速度 440MB/s
最大読取り速度 515MB/s
サンディスク エクストリーム プロ CFast 2.0カード 64GB
サンディスク エクストリーム プロ CFast 2.0カード 64GB
最大書込み速度 240MB/s
最大読取り速度 515MB/s
サンディスク エクストリーム プロ CFast 2.0リーダー/ライター
サンディスク エクストリーム プロ CFast 2.0リーダー/ライター
最大転送速度 500MB/s