
ババッグ III
ババッグIIIで激寒の富士山頂へ!
抜群のフィット感と収納力、そして豊富な機能が過酷な登山をサポートしてくれました
レポート:鹿野貴司/状況撮影:引田 充
さる2007年9月8〜9日、念願の富士登山に挑戦。見事ご来光を撮影することができました。しかし出発までは苦労の連続。なにせ僕は富士山どころか登山そのものが未経験。道具もイチから揃えなければいけなかったのです。とくに悩んだのが「荷物を何に入れて背負うか」。
そこでふと思い浮かんだのがババッグIIIです。その豊富すぎる機能の数々は、春のPIE2007で馬場さんから直接お聞きしていました。カメラザックとして開発されているものの、収納力の高さや背負ったときの感触は、厳しいフィールドでこそ威力を発揮するはず……。そこでCAPAネットショップ店長にババッグIIIをお借りできないかお願いしたところ……なんとOKが! しかしタダより高いモノはないわけで「テストレポートよろしく」。ああ恐ろしやCAPAネットショップ。
というわけでババッグIIIの最高到達記録を樹立すべく、荷物満載で富士山に登ってきましたが……東京ビッグサイトに響き渡った馬場さんの熱弁は、決して大げさなものではないことがよくわかりました。
防寒着と水分を十分に用意して
いざ日本の頂点へ…
富士山の登山シーズンは7〜8月で、すでに9月はオフに入っています。というか9月の富士はすでに“冬山”。日ごとに寒さを増し、初心者の登頂は避けるべきといわれています(でも避けなかった我々って……)。いつ雪が降ってもおかしくはなく、そうなれば登頂は不可能です。それだけに荷物の大半を占めたのは衣類でした。厚手のウィンドブレーカー2枚に保温性の高い長袖シャツ、さらに雨対策というよりも防寒対策のためのレインコート、替えの下着やタオルなどを詰め込みました。
また、念のため多めに持参したのがミネラルウォーター。9月に入ると閉鎖する山小屋が増え、8合目から上はどこも営業していません。水分の確保が不安だったので、ペットボトルを1リットル2本、500ml3本の計5本持参しました。実際には8合目までの山小屋は大半が営業していたので、そこまで持っていく必要はなかったんですが、ペットボトルは500mlが1本500円……。ババッグ富士登山隊、ずいぶんと旅費を節約いたしました。
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背負ったまま機材を取り出せるため
シャッターチャンスを逃さない
海外ロケでは衣類などを極力削って機材を増やす僕も、さすがに登山でその勇気はありません。本来はカメラやレンズなどの機材を収納する上段は、かくして衣類とミネラルウォーターで占拠されました。
よって機材は下段(マルチウエストバッグ)に収納できる量に限定されることに。もともと撮影のために登るわけではないので、デジタル一眼レフ+ズームレンズのセットがあれば十分です。ただし夕方から夜明けにかけて登り、山頂で御来光を拝むというのが今回のスケジュール。そうなると高感度の描写がいいカメラを持っていきたいわけです。そこでボディはキヤノンEOS-1D Mark III、レンズも明るいEF16-35mmF2.8L USMをチョイスしました。ヘビー級の組み合わせでしたが、下段に余裕で収納。空いたスペースにはLEDのヘッドライトや財布、軽食などを詰めました。
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そしてババッグIIIの特徴のひとつは、この下段がくるっと回転すること。今回これが実に役に立ちました。歩いている途中「あっ!撮りたい!」と思っても、いちいちザックを肩から下ろさずに機材が取り出せるのです。それでいて背負っているときは上段としっかり一体化。ロック機能もあるので安心です。背負ったまま元の位置へ戻すのに少しコツがいりますが……。
マルチウエストバッグ回転のコツを動画で見よう!
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軽くて丈夫なパイプフレームのおかげで
安定性は抜群! 体への負担も大幅に軽減
今回、何よりもババッグIIIをお借りできてよかった!と感じたのは、背負いやすいことと、それにより疲れにくいことです。富士登山で詰め込んだ荷物は、ざっと見積もって7kg以上。ババッグIIIの自重が2,570gあるので、合計すると10kgは超えているはずです。しかし重量をまったく感じさせないのです。一緒に登ったカメラマンの友人は他社のカメラザックを使用していたのですが、試しにババッグIIIを背負ってその差に愕然。登山経験の豊富な彼も「こりゃすごいわ……」とただただ脱帽していました。
さらにフレームのおかげで安定性もあり、急な岩場をよじ登ったり、滑りやすい(というか滑りまくる)砂礫の下山道でも、まったく負担を感じませんでした。実は今回、山頂に着いた時点で高山病にかかってしまい、8合目の山小屋までフラフラになりながら下山しました。もしあのとき背負っていたのが不安定なリュックだったら……と思うとゾッとします。
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さらにババッグIIIが快適なのは、背負っているときだけではありません。地面に立てても倒れないのです。登りでも下りでも数え切れないほど小休止を繰り返しましたが、安定感のあるババッグIIIのおかげでずいぶん楽をしました。
また、上段の側面にあるレンズの出し入れ口、これも意外なかたちで役に立ちました。荷室の底にミネラルウォーターを入れておき、小休止のたびにここから出し入れをしたのです。その反対側の側面には三脚が固定できるようになっていますが、これも登山用ストックに応用しました。通常ストックは両手に持っていますが、急な岩場ではどうしても邪魔になります。そこで側面に固定したわけです。

イレギュラーな使い方だが、側面の三脚ホルダーにストックを固定した。
カメラザックとして使いやすさを追求したババッグIIIですが、このようにアイデア次第でいろいろな目的に活用できると思います。また横幅がスリムなので、背負ったまま駅の改札を通り抜けられますし、混雑する電車に乗るときもさほど心配はいりません。アウトドアだけでなく街でも活躍するカメラザックだと思います。
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パイプフレームのおかげで安定して自立する。

そして、山頂からみごとなご来光の撮影に成功!(撮影:鹿野貴司)
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商品コード |
6600001020 |
| 商品名 |
ババッグ III |
| カラー |
グレー |
| サイズ |
[外寸]全体:幅300×高さ650×奥行き320(ウエストベルト収納時)mm/上段:幅300×高さ450×奥行き250mm/下段:幅300×高さ200×奥行き250mm
[内寸]上段:幅240×高さ380×奥行き150mm/下段:幅250×高さ170×奥行き190(上面)・140(底面)mm |
| 重 さ |
2,570g |
| 材 質 |
1680Dナイロンマット |
| 付属品 |
レインカバー |
| 価 格 |
28,875円(税込) |
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商品詳細