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動画で見る!プロカメラマンの撮影現場・リアル体験シリーズ

CAPA表紙編(2) どしゃ降りの日にプロが考える撮り方は!?《 後編 》

CAPA表紙編(2) どしゃ降りの日にプロが教える撮り方は!?《 後編 》

極限の集中力で瞳の表情を追い続ける土屋カメラマン

「そう、その表情もいいね〜」
土屋勝義カメラマンの声がスタジオに響く。指示ではなく、むしろ会話、問いかけと表現したほうが近い。

今回の主役、相澤仁美ちゃんもその会話に表情やポージングで応える。土屋さんは彼女の“瞳のうつろい”を中心に狙っている。

たとえばグラビアや写真集なら、目線をはずしたカットも大いにありだ。が、1枚でキメなければならない雑誌の表紙となると、カメラ目線のほうが書店に並んだとき多くの読者に強くアピールできる。

「表情一発、ねらい打ちだからね!」
土屋カメラマンのかけ声が響く!

CAPA表紙編(2) どしゃ降りの日にプロが教える撮り方は!?《 後編 》「文字はここに置けばいいですね」。タイミングをはかり、CAPA副編集長・菅原(右)が声をかける。仁美ちゃんの目の演技を確認しつつ、文字が入った仕上がりをイメージする土屋カメラマン。 外の雨は止むどころか、さらに激しくなってきた。
土屋カメラマンはいつになく粘りに粘っている。それだけ仁美ちゃんの表情が豊かで、時間とともに輝きを増しているのだ。

当然のことだが表紙には、『CAPA』という誌名や記事タイトルなどの文字が“乗る”ため、そのスペースも考慮して撮らなければならない。土屋カメラマンはこれを常に意識して構図やポーズを考え、シャッターを押し続ける。

編集者と綿密に確認をとりながら
さらに撮影は進んでいく!

穏やかかつ緊張感漂うスタジオ・・・・これぞプロの撮影現場!

次は、ナチュラルなたたずまいを捉えてみるという。
「自然な感じでね〜。といっても、手の指先まで、足のつま先まで意識してみて」。

むずかしい注文だが、仁美ちゃんは意図を汲んで敏感に反応していく。穏やかでありながら、緊張感も漂うスタジオ。一見、矛盾するような例えだが、明らかにそんな空気が存在していた。これが、プロのコラボレーションなのだ

「よし、もう1パターン行きましょう!!」

衣装を替えて別パターンも撮影

CAPA表紙編(2) どしゃ降りの日にプロが教える撮り方は!?《 後編 》衣装を替えてのカットは、CAPA7月号の目次ページに掲載。表紙の写真と見比べていただきたい。大きく印象が違う。どうやら最後は、彼女のやさしく、たおやかな笑顔を狙うようだ。衣装もあざやかなグリーンのものに替え、初夏のさわやかな雰囲気を演出。

土屋カメラマンはレンズをEF70〜200ミリF2.8L IS USMからEF24〜105ミリF4L IS USMに換え、手持ちで仁美ちゃんにグッと迫った。“気持ち”もそれだけ近づきつつあるのか……。さっきよりもシャッターを押すテンポが落ち着いてきたようだ。

そんなふうに感じたときだった。
「よし、これですべてOK! ありがとう〜」。心底、納得のいく写真が撮れたという確信が得られたからだろう、土屋さんはEOS5Dのファインダーから目を放すと、今日いちばんの笑顔で、仁美ちゃんにやさしく言葉をなげかけた。

「(条件は厳しかったけど)逆に雨のおかげで、目の表情に集中して撮ることができました。結果オーライという意味じゃなく、“出会いの大切さ”のようなものも改めて感じましたね。インパクトのある写真が撮れたと思います。みなさん、お疲れさま〜」と土屋さん。

今回の撮影について
土屋カメラマンが語ってくれた!

今回は、プロの写し屋・土屋勝義の「あらゆる条件に対処するしなやかさ」と「こう行く!」と決めたとき「集中力の凄まじさ」を垣間見ることができた。スゴい、凄すぎです。

【相澤仁美さん情報】

自身のブログに、カメラ付き携帯電話で撮った写真なども掲載している仁美さん。「(今回、手にしたような)ちゃんとしたデジタルカメラも機会があったら使ってみたいですね〜♪」とのこと。

相澤仁美 オフィシャルブログ 「ポワワンdiary」:http://ameblo.jp/i-hito/