2007年3月 雪の東北取材
2日目
不動の滝
お気に入りの滝となった“不動の滝”。(秋田県由利本荘市)
「ここへ行ってみるかぁ〜」と、地図を見ながらつぶやいた竹内カメラマン。そこはまだ行ったことのない滝で、秋田県の由利本荘市にある不動の滝です。地図を見るかぎり、あまり歩かずに滝を見られそうな感じだったのです。ただ、水系が細いため「ショボ滝かもなぁ〜」と、あまり期待はしていなかったようですが……。
滝に到着してみると、心配していた滝の規模はなかなかのものでした。高さ15m・幅7mの分岐瀑で、なんといっても流れ落ちる水の模様が美しかったのです。竹内カメラマンの愛用地図に書き込まれた滝ランクは、もちろんAクラスでした。
「道路から滝を眺めることができたので、あまり歩かないどころか全く歩かずに済んだことが、僕にとってはAクラスでしたぁ(笑)」と、中津原くん。
再び湯田へ
湖に掛かる橋の上より湖面の模様を撮影。(岩手県西和賀町・錦秋湖)
湯田方面へ再び行ってみることになりました。前日に撮影した和賀川の下流にある、人造湖の錦秋湖で撮影です。この湖も、川と同様に水面にはシャーベット状の雪が浮き、さらにその上に雪が積もっていました。そのシャーベット状と雪、そして雪に浸食されていない水との模様が、なんとも面白い造形を作り出していました。
3日目
新雪の北上市
「枝に雪が付着するのは湿った雪だから……北海道のように乾いた雪では、こうはならないのだ」と中津原君に解説中の竹内カメラマン。(岩手県北上市)
朝目覚めると、北上の町は新雪に覆われていました。「いつの間にこんなに雪が……」と驚く中津原君に、「夜中は小雨だったけど、ちょうど3時頃だったかなぁ〜、雪に変わったのは……」と竹内カメラマン。ええっ、そんな時間に起きていたんですか? 雪のことよりも、いつ睡眠を取ったのかが不思議でしょうがない中津原君でした。
せっかく降り積もった雪。新鮮なうちに撮影がしたいということで、北上市内の大きな公園に行ってみました。撮影を始めてしばらくすると、雲の隙間から陽がさしてきました。すると、「新雪ははかない命。1〜2時間が勝負だな……」そうつぶやく竹内カメラマンの顔が朝陽に輝いていたのでした。「うぉ〜カッコイイ!!」と、たまらなくしびれてしまった中津原君。
竹内カメラマンは、この足跡を見て思わず一言出てしまったのでした。(岩手県北上市)
そして、竹内カメラマンは新雪を踏みしめてさらに公園の奥へ。自分の残した足跡を見て、「人間はなぁ、こうやって自然の美しさを簡単に壊して汚してしまうんだ」
それを聞いた中津原君は、またまたしびれてしまったのでした。
この後、周辺の小さな滝を2カ所まわり、今回の撮影は終了となったのでした。










