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4月3〜4日の2日間、桜を求めて伊豆半島へ撮影に出かけました。この時期になると、1年の間で最も生き生きとした表情を見せてくれる竹内カメラマン。桜を追い続けることは竹内カメラマン永遠のテーマなのです。今回の伊豆半島では、果たしてどんな桜に出合えたのでしょうか……。
(文・榎元俊介/状況写真・種清 豊)
天気はあまり良くなかったけれど、山桜は見事な満開でした。(静岡県東伊豆町・稲取)
熱海を通り海岸線を走り、半島先端の町・下田を目指し南下。稲取に差しかかったところで、見ごろを迎えた岸壁の山桜を発見! ところが、その手前には行く手を阻む不気味な廃墟が。廃墟の横をすり抜け岸壁まで出てみると、山桜の真上に辿り着きました。眼下には海が広がり、ベストポジションで撮影ができました。
撮影を終えた竹内カメラマンが沖に視線を向けると、大きな豪華客船がゆっくりと航行しています。
竹内「おっ、あれは“飛鳥”だなぁ〜」
種清「先生、船に詳しいんですか?」
竹内「いや、ちょうど今あれに知り合いが乗っているんだよ」
なんでも、その知り合いの人は“飛鳥”の写真を撮ってるらしいのです。見えるはずがないとわかってはいましたが、手を振ってその場を離れました。
結局、下田に到着したのは日も暮れた夜になってしまいました。
桜はなかったものの、青い海と岩礁の表情が素晴らしい!(静岡県南伊豆町・奥石廊)
伊豆といえば岩礁の美しい石廊崎ですが、この日は奥石廊といわれる場所へ行きました。観光スポットにもかかわらず、駐車スペースが少なくて大変でした。前には駐車待ちの車もあるし。当然、我々の車もこの列に並んでいたのですが、待つことの嫌いな竹内カメラマンは、車に種清君を取り残しサッサと降りて行ってしまったのです。やっと駐車できた種清君に、ある問題が……。「機材は何を持っていけば?」
そうなのです、竹内カメラマンが車から降りる際に「○○を持ってきてくれ」との指示がなかったのです。仕方がない、こんな時は考えられる機材を片っ端から持っていくしかない! 重たいけども……。