2007年5月 伊豆半島桜取材

伊豆半島桜取材 伊豆半島桜取材
岸壁のベストポジションから奥石廊の風景を眺める竹内カメラマン。(静岡県南伊豆町・奥石廊)

4月3〜4日の2日間、桜を求めて伊豆半島へ撮影に出かけました。この時期になると、1年の間で最も生き生きとした表情を見せてくれる竹内カメラマン。桜を追い続けることは竹内カメラマン永遠のテーマなのです。今回の伊豆半島では、果たしてどんな桜に出合えたのでしょうか……。

(文・榎元俊介/状況写真・種清 豊)

4月3日(火)

岸壁から見下ろす山桜

静岡県東伊豆町・稲取天気はあまり良くなかったけれど、山桜は見事な満開でした。(静岡県東伊豆町・稲取)

熱海を通り海岸線を走り、半島先端の町・下田を目指し南下。稲取に差しかかったところで、見ごろを迎えた岸壁の山桜を発見! ところが、その手前には行く手を阻む不気味な廃墟が。廃墟の横をすり抜け岸壁まで出てみると、山桜の真上に辿り着きました。眼下には海が広がり、ベストポジションで撮影ができました。

撮影を終えた竹内カメラマンが沖に視線を向けると、大きな豪華客船がゆっくりと航行しています。

竹内「おっ、あれは“飛鳥”だなぁ〜」
 種清「先生、船に詳しいんですか?」
 竹内「いや、ちょうど今あれに知り合いが乗っているんだよ」

なんでも、その知り合いの人は“飛鳥”の写真を撮ってるらしいのです。見えるはずがないとわかってはいましたが、手を振ってその場を離れました。
結局、下田に到着したのは日も暮れた夜になってしまいました。

  • 東伊豆は、思ったより被写体が少なかったです。先生もテンション低かったですし……。

4月4日(水)

種清君にふりかかった難題

静岡県南伊豆町・奥石廊桜はなかったものの、青い海と岩礁の表情が素晴らしい!(静岡県南伊豆町・奥石廊)

伊豆といえば岩礁の美しい石廊崎ですが、この日は奥石廊といわれる場所へ行きました。観光スポットにもかかわらず、駐車スペースが少なくて大変でした。前には駐車待ちの車もあるし。当然、我々の車もこの列に並んでいたのですが、待つことの嫌いな竹内カメラマンは、車に種清君を取り残しサッサと降りて行ってしまったのです。やっと駐車できた種清君に、ある問題が……。「機材は何を持っていけば?」

そうなのです、竹内カメラマンが車から降りる際に「○○を持ってきてくれ」との指示がなかったのです。仕方がない、こんな時は考えられる機材を片っ端から持っていくしかない! 重たいけども……。

  • よくあるんですよね〜。先生、未(ひつじ)年なのに猪突猛進型なので。で、揚げ句の果てに「そんなに機材持ってきたのか?」って笑われるし。ホント、アシスタントは辛いです(涙) でも、奥石廊の雄大な景色に僕の心も救われましたけども。