2007年7月 四国取材

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絶品の新緑の前で記念撮影。右から大木島さん、種清くん、竹内カメラマン、柴垣さん。(愛媛県久万高原町)

フォトコンテストの作品審査を行うため、四国・愛媛県今治市を訪れました。せっかくの四国訪問なので撮影もしたい! ということで、審査日の2日前に四国入り。今回の撮影には、竹内カメラマンと親交のある全日本写真連盟(PFJ)の元会長・大木島さんと、連盟会員の柴垣さんが同行しました。柴垣さんは愛媛県在住で、四国の撮影ポイントは熟知している方なのです。その柴垣さんが、竹内カメラマンのために短い時間で効率よく撮影できるよう撮影行程を事前に作ってくれました。愛媛県の松山をスタートして、大洲市・久万高原・高知県北部をかすめ、今治を目指すルート。さて、どんな被写体に出会うことができたのでしょうか?

(文・榎元俊介/状況写真・種清 豊)

1日目

白滝公園の滝に大満足!

白滝公園の雌滝雌滝を撮影する竹内カメラマン。(愛媛県大洲市)

竹内カメラマンが持つ目標として“1000滝巡礼”があります。日本の滝を1000か所撮影するという壮大な目標なのです。いま現在、約800か所は撮影済み。今回の四国取材でも滝を撮影しました。場所は、愛媛県大洲市にある白滝公園。

この公園には、狭い範囲に大小異なるたくさんの滝が密集しています。今回はそのほとんどを撮影したのですが、なかでも特に気に入ったのが落差80m・幅3.5mの段瀑で、この公園内で一番大きな雌滝。滝の上部が新緑に包み込まれ、隠れていました。「新緑の表情も良いけど、紅葉の時季も良さそうだなぁ〜」と、秋もこの滝に会いに来たそうな竹内カメラマンでした。

  • 先生と美しい滝を巡るのはとっても楽しいですよ! マイナスイオンで癒されるし。でも、重い機材を担いで山を登るのは、正直なところ大変です。だから、今回のようにあまり移動せずたくさんの滝の撮影ができる場所は、ちょっぴりホッとするんです。

藤の色は薄紫のみにあらず

民家の白藤珍しい白藤の花。(愛媛県久万高原町)

「ちょっと止まれ!」
いつものごとく、何の前ぶれもなく車を停車させた竹内カメラマン。民家の玄関先で見事に咲きそろった白い花の群れが目に飛び込んできました。

「見事な藤だなぁ〜」とつぶやく竹内カメラマンに、「センセ〜イ、藤って薄紫じゃないんですか?」とアシスタントの種清くん。確かに、白い藤は目にする機会が少ないですね。

見事に手入れの行き届いた藤棚には、大振りで重厚感のある肉厚な花が咲き、野生の藤とはひと味違った美しさがありました。

  • いやぁ〜、白い藤なんて初めて見ましたよ! 野生の藤は先生と取材に出掛けてよく目にしますが、もっと控えめな花という印象があったもので……。

色鮮やかな水流を求めて面河渓谷へ…ところが!?

面河渓谷エメラルドグリーンではなかったものの、流れる水の透明度はものすごく高かったですよ。(愛媛県・久万高原町)

久万高原町を代表する観光スポットを案内してもらいました。エメラルドグリーンの流れが美しい面河渓谷です。新緑と鮮やかな色の水流を期待したのですが、天気が思わしくなく、色彩を十分に楽しむことができませんでした。

車を走らせて、何か所かで撮影を試みたのですがイマイチ……。おまけに小雨が降り出す始末。でも、しっとりと雨に濡れた渓流の風景も、それなりに美しかったです。

この日はこの小雨を合図に、早めに撮影を終了して宿に向かいました。面河渓谷脇に建つ国民宿舎にチェックイン。翌朝の渓谷の表情に期待して、早めの就寝となりました。