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6月初旬、新潟・東北方面へ1泊2日で撮影取材に出掛けました。花あり、滝あり緑あり。ついでにおいしいものありの旅。取材終盤にはちょっとした(?)トラブルもありました。さてさて、竹内カメラマンはどんな被写体に出合えたのでしょうか?
(文・榎元俊介/状況写真・種清 豊)
大きな葉っぱを6×7で撮影する竹内カメラマン。道路脇の草木にも目を向ける。そこから作品が生まれるのです。(新潟県湯沢町)
関越道を月夜野インターで下りて、苗場スキー場へ向かいました。狙いめは、この時期にまだ行ったことのないエリアです。清津川沿いの林道を奥へ奥へと進んでいきました。林道の周辺は緑一色で、身長を遥かに超える草木がうっそうと茂っています。遠くの風景は全く見えず、狙える被写体は近くの草木のみ。
そんな訳で、撮影できたのは葉っぱ、葉っぱ! ひたすら葉っぱでした。そんな葉っぱの中でも竹内カメラマンが特に気に入ったのは、顔よりも大きな葉の群生。迫力満点の葉っぱだったのですが、何かが足りないという表情の竹内カメラマン、「今年は雪が少なかったせいか、葉っぱにみずみずしさがない気がするなぁ〜」とポツリ。
小学生の通学を見守る鮮やかな花。地元の人の優しさが伝わってきますね。(新潟県魚沼市)
辺り一面に水田が広がる魚沼。行けども行けども田んぼが続きます。そんな田んぼのど真ん中で1か所だけ、やたらに鮮やかな色彩を放つ場所がありました。あぜ道に植えられた赤紫色の花。
さっそくカメラを取り出し撮影していると、どこからともなく現れた地元のおじさんが「この花きれいでしょ〜! 毎年ちょっとずつ増やしているんですよ」と声をかけてきました。
なんでもこのあぜ道は小学生の通学路になっているそうで、その道をちょっとでも鮮やかにしてあげたいと地元の人たちが毎年増殖させているらしいのです。
「ところで、これはなんていう花なんですか?」
今までに見たことのない花だったので竹内カメラマンが尋ねると、
「あぁ〜この花はねぇ〜外来種なんですよ。名前は私らもわからないんです」
いちばん教えてもらいたかった情報が得られずに、ションボリしてしまった竹内カメラマンでした。