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やっぱりシシウドには青空が似合います!(山形県小国町)
この日の天気予報は雨。ところが当日は、青空が広がる快晴でした。「最近、天気予報が当たらないなぁ〜」とつぶやく竹内カメラマンに、「晴れ男ですから、僕!」と得意げな顔をのぞかせるアシスタントの種清くん。
そんなやり取りをしていると、目の前にシシウドの群落が現れました。花も傷みがなく、ちょうど見ごろです。スッキリ晴れた青空と、シシウドの白い花とのコントラストが実に爽快!
「ここはシシウド地帯だな!」
シシウドに囲まれながら、どこか嬉しそうな竹内カメラマン。
橋の上から清流を狙う竹内カメラマン(山形県小国町)
小国町の飯豊温泉へ続く県道を、谷の奥に向かってずんずん進んでいきました。そこは小玉川に沿って走る道で、上流へいくにつれ、川の水はよりいっそう透明度を増していく感じがしました。
車で行けるところまで行ってみました。そこには一本の小さな橋があり、川までの高さは十数メートル。覗き込むと、おなかの下あたりがゾゾッとするほどです。でも、そこから見る川の風景は本当に美しいものでした。
橋の欄干に三脚をもたれかけさせて撮影をはじめます。
「あの枝がちょっとじゃまだなぁ。何か長い棒で引っ張り寄せておいてくれ!」
車に積んでいた一脚をめいっぱい伸ばし、なんとか枝にひっ掛けて引き寄せた種清くんでしたが、体半分が崖にはみ出ている状態! 谷底に落ちやしないかと恐怖に怯える種清くんを横目に、撮影に没頭する竹内カメラマンだったのでした。
注文したのは天ぷらそば。出されたそばは、エビ天がどんぶりから逃げ出しそうなほど超特大でした。(山形県小国町)
飯豊温泉で昼食を取ることになりました。入ったお店は、やはりそば屋。注文して待っていると、店の主人が話しかけてきました。
「失礼ですが竹内先生ですよね?」
実はこの主人、写真好きでこの辺りの風景を撮り続けているらしいのです。撮影会やハイキングのガイドもしているそうで、その時期その時期の見どころも把握しているとか。そばを食べながら話に花が咲き、小一時間も話し込んでしまいました。
冷や汗をかいている種清くんを尻目に、赤滝を撮影する竹内カメラマン。このあたりから天気が怪しくなってきました。(山形県米沢市)
小国町で数か所撮影したあと、福島方面へ車を走らせました。目的地は檜原湖。なんでも、おいしいパン屋が湖畔にあるとか…。紅葉の名所である西吾妻スカイバレーを抜けて檜原湖を目指します。
途中、「せっかくだから滝を撮っていくか!」ということで、スカイバレーの途中から見ることのできる赤滝を撮影。超望遠レンズを三脚の雲台にセットし、カメラに一脚を補助的に取り付けます。ここで種清くんが「あれっ!?」
種清くん、一脚が一本足りないことに気付いたのです。
「あっ、あのとき……」
そうです。飯豊の崖っぷちで一脚を使って枝を引き寄せたとき、車に積み込むのを忘れてしまったのです。常に2本の一脚を車に積んでいるので撮影に支障はなかったのですが、これは大事件です。
これから戻るわけにもいかないので、先ほどのそば屋の主人に事情を説明して、取りに行ってもらうことに……。あとで連絡を入れてみると、やはりその場所にポツンと取り残されていたそうです。気をつけましょうね、種清くん!
その後、檜原湖畔でパンを購入。その足で喜多方へ向かい、喜多方ラーメンを食べてから東京へ戻ったのでした。
※今回の取材は2007年6月に行われました。
なお、竹内敏信さんが現在病気療養中のため、しばらく連載をお休みします。